さいたま市浦和区の消化器内科・内科|やまうちクリニック

やまうちクリニック
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Q&A

よくあるご質問

Q

胃カメラは苦しくありませんか?

A

太さ5mm前後の細い内視鏡を使用することにより、喉の不快感や吐き気をほとんど感じずに検査を受けることが可能です。また鼻からカメラを挿入することにより口が自由になる為、検査中の会話も可能です。

Q

ピロリ菌がいるか心配なのですが?

A

ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ菌)は、一般的に幼少期(通常5歳以下)に口から感染すると考えられ、日本人のかなりの方が感染していると考えられており、年齢とともに感染率が高くなります。現在胃・十二指腸潰瘍だけでなく、胃がんや他の疾患(胃MALTリンパ腫、血小板減少性紫斑病など)の原因となることがわかっております。腹痛や胃もたれなどの症状のある方は、胃内視鏡検査により慢性的な炎症が認められれば、ピロリ菌の検査及び除菌療法を保険で行うことが可能です。尚、内視鏡検査を受けない場合は保険診療ができませんが、自費診療での検査(血液や便検査)は実施可能です。

Q

胸やけがするのですが?

A

胃酸が食道に逆流することによる逆流性食道炎や胃食道逆流症が考えられます。胃と食道の境界には逆流を防ぐためのバルブのような作用がありますが、何らかの原因でそれが緩まると食道が酸によって炎症を起こします。
胃酸を抑える薬により症状を和らげることが可能ですが、症状が強い方は胃カメラで炎症の程度を確認することをご検討ください。

Q

バレット食道と言われたのですが?

A

胃液が食道に慢性的に逆流することによって食道下端の粘膜が胃の粘膜に置き換わっていく状態で、食道がんの発生率が高いといわれています。したがって定期的に内視鏡検査を受けることをご検討ください。

Q

胃内視鏡検査で異常がないのに胃のあたりに痛みがあるのですが?

A

脳と胃は神経的に密接な関係があるため、神経的にデリケートな人や過敏な人はストレスなどの要因で胃痛や胃もたれなどの症状が出る場合があり、機能性胃腸症(ディスペプシア)という状態です。日常生活で食生活やストレスなどを見直すことが必要ですが、胃酸を抑える薬や胃を動かす薬などで症状をコントロールすることが可能です。

Q

便に血が混じるのですが?

A

血便には様々な原因が考えられ、内痔核(いぼじ)をはじめ、大腸がん・大腸ポリープや、病原大腸菌などの食中毒、憩室症、虚血性大腸炎、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)など原因はさまざまです。大腸内視鏡検査による精密検査が必要です。

Q

以前から緊張すると下痢になるのですが?

A

食欲があり血便等がない場合は、過敏性大腸症候群(IBS)が疑われます。ストレスを感じると脳から腸に伝わり運動異常を起こして下痢(時に便秘)を起こします。食事に注意し適度な運動を行うことで、ある程度改善することもありますが、改善が認められない場合は薬物療法が必要になります。

Q

胆のうに石があるといわれたのですが手術が必要ですか?

A

全く症状を認めない無症状の胆石は一般的には経過観察をしますが、腹痛などの症状がある人や肝機能に異常が認める人は、手術を検討する必要があります。治療には石を溶かす飲み薬や体の外から石を細かくする体外衝撃波などもありますが、治療としては腹腔鏡下での胆のう摘出手術が中心です。

Q

胆のうにポリープがあるといわれたのですが?

A

胆のうポリープは健康診断での超音波検査でかなりの人が指摘されますが、大きさが数ミリ程度のものや数が多いものは、コレステロールポリープという治療の必要のないものがほとんどです。ただし、大きさ10ミリ以上のものや、徐々に大きくなってくるもの、形がある特徴をもつものは、悪性の可能性もあり一度精密検査が必要です。

Q

すい臓がんが心配なのですが?

A

すい臓はおなかの臓器の中では背中側に位置しており、がんでもあまり症状が出ません。一般には黄疸やおなか(または背中)の痛みなどで来院し進行して発見される方が多く、手術をしても肝臓に転移してしまうことも多いのが現状です。手術で治る小さい早期のがんを見つけるには、超音波検査をうけることをご検討ください。

健康診断・生活習慣病について

Q

健康診断の血液検査で胃精密検査を受けるように言われたのですが?

A

胃の萎縮度やピロリ菌の有無を判定するABC検診が全国的に普及しており、ピロリ菌がいる場合(B群、C群)や胃の萎縮が進行している場合(C群)は胃内視鏡検査で胃を詳しく調べる必要があります。

Q

脂肪肝といわれたのですが?

A

栄養過多の為に肝臓に脂肪がたまり全肝臓の30%が脂肪化している状態で、いわゆる「メタボリック症候群」の一部と考えられます。以前は脂肪肝は進行しないと考えられていましたが、最近では一部が肝硬変や肝臓がんへ至るケースも認められます。治療はライフスタイルの改善(食事や運動療法)が重要です。